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★ 今年月に「経営者検定」の対策講座に参加したのですが、今日はその応用編の研修会への招待があり、参加してきました。

インストラクターは、中小企業診断士の中尾桂子氏と中尾淳一氏で、テーマは「経営理念と経営ビジョン」でした。

★ 講座は、午前10時から午後時まで、途中50分の昼休みを挟んで約5時間の長丁場でしたが、一方通行の講義ではなく、参加者の意見を上手く引き出して進められたので、まったく時間の経過を感じませんでした。 

★ その内容ですが、経営者としての立場で企業をサポートする場合のポイントに関するものだと、私は受け止めました。

その企業には、経営幹部の意思統一をするだけの「経営理念」が確立(明文化)されているか、さらに、現場で実践できるだけの具現化が出来ているか、を確認すること。

次に、創業期からの事業の推移を客観的に把握することで、経営理念を具体的な経営ビジョンのステップへと導いていくことができること。

経営ビジョンの確認に際しては、 トップの願望・思い  企業風土の確認  将来性の確認  一般社員のレベルの確認 ⑤ 管理職社員のレベルの確認 をアプローチのポイントとすること。

★ 以上、を念頭に置きながら、具体的事例を材料にして、経営者との立場からSWOT分析をはじめ、経営改善のための提案をシミュレートしました。

★ いつか、MGC(南船場グローカル倶楽部)でも、一般経営者の方を対象にして、このようなアプローチでセミナーをしたいと考えています。
 
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★ 南船場グローカル倶楽部では定期的な勉強会の開催を予定していますが、その際に使用する教材のようなものを物色しております。

★ そこで、日本実業出版社から発行されている月刊誌 ニュートップL.を有力候補として取り上げ、最新号(2010 September No.11)から、その内容を観察したいと思います。

★ 本誌の呼称は「ニュー・トップ・リーダー」で、コンセプトは「Top による Leader のための Reader誌」と付記されています。

★ その内容ですが、毎回11項目、すなわち、 特集 トップが語る私的経営原論  闘うトップ  特別レポート  インタビュー  リーダーシップ  歴史と伝統  営業・マーケティング  経営実務  経営事例 ⅩⅠ シリーズ・連載 から構成されています。

★ さて、今月号で私の印象に残ったのは、巻頭の「トップが語る私的経営原論」と、「歴史と伝統」のつのコーナーでした。

☆ 前者は、「古典を学んで人間を知り、人間を知って経営を学んだ」と題したタピオ㈱の創始者である越智会長の自叙伝的なお話でした。いかにも、大阪の下町で修業を積まれただけあって、歯に衣着せぬ物言いで分かり易いものでした。畳部屋で先輩人との住み込み生活時代に、門前の小僧で『孫子』や『史記』『論語』などの中国の古典に親しみ、後日の企業経営を善導してくれたと振り返っておられたのが、福澤諭吉が適塾の塾生時代に蘭語の辞書を毎晩徹夜で書写したとのエピソードとリンクして印象に残りました。

☆ 後者は、日本歴史宗教研究所の武田鏡村所長の「己を活かす、禅で活かす」シリーズの第回目「『禅の食事』に学ぶ命の尊さと自然の共生」でした。武田氏については、以前に氏の著作「安岡正篤の人間学」を読んだことがあって、感銘した記憶がありました。今回の記事については、月末の座禅会で指導を受けた「食事観文」がテーマであり、何度も頷きながら、時に音読しながら読ませていただきました。

★ 多角的な観点から「経営のあり方」について追求されており、興味深く通読しました。社外勉強会の教材として本誌を選定した際に、どういう使い方をするか、あるいは私に定の紙幅が与えられたら、どんなことを発信するかなどに思いを巡らせて読み進めていると、より深く感じることが出来たような気がしました。
「日本でいちばん大切にしたい会社」

大阪同友会年に度のフォーラム(第22回全大阪中小企業家経営フォーラム)が、今年1126日(金)に開催されます。>>続きを読む をご参照ください

★ その基調講演の講師として来阪されるのが、法政大学大学院教授で、現在ビジネス書部門でベストセラーになっている「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者でもある坂本光司氏です。

★ このフォーラムの分科会では、私もパネラーとして参加することもあり、念のために坂本教授の著作を読みました。

★ 日本全国の企業から、教授が選りすぐりの5社をピックアップして、各社の長年の取り組みについて紹介されています。どれを取っても難しいことが書かれている訳ではなく、却って新鮮かつ感動的に伝わって来るのです。それだけ、世間が複雑になり、しかも当然のことが当然では無くなっているせいかもしれません。

★ それで、どうしても経営者ご本人の生の声が聴きたいな・・・と思っていたところ、何と()DVDが発売されているではありませんか。早速取り寄せました。今晩、早速拝聴しようと思っています。感想は、また後日に報告いたします!
★ 平成22年9月6日、大阪同友会の繊維・医療情報交換会が主催された「大阪繊維産業の活性化に向けて」-繊維産業集積実態調査-の報告会に参加してきました。報告のエッセンスを前回に続いてまとめておきたいと思います。

★ 在阪 繊維産業の企業行動の特徴
  ① 事業で重視しているテーマは、「新技術・新機能よりもファッション性」である。 
  ② オリジナルブランド保有企業は1/3である。
  ③ 地域活性化に取り組む企業は少数である。
  ④ 投資を伴う取り組みには消極的である。
  ⑤ 海外取引には消極的な企業が多い。
  ⑥ 経営計画を立案している企業は1/3程度である。
  ⑦ 経営改善とは「新商品開発」「新規販路開拓」「コスト競争力強化」「短納期対応力強化」である。
  ⑧ 高度な取組には企業連携で対応する。

★ 各社取組の方向性
 ・視点:ファッション性の追求 最新のファッション動向に対応した事業を展開する。
 ・視点:素材・加工技術の追求 厳選した素材と独自の加工技術を組み合わせることで、新商品開発を進める。
 ・視点:産地性の追求 産地としての歴史背景や技術ノウハウを活かし、新規商品開発を進める。
 ・視点:用途開発の追求 従来の既成概念にこだわらず、多様な産業資材としての用途開発を進める。

★ 「報告書(今後の繊維・ファッション産業のあり方に関する研究会)」のまとめ
  ① 内需依存体質からの脱却と、外需への取り組み 
  ② 個別から連携・統合へ
  ③ 社会ニーズを付加価値に変える
  ④ トップレベルの技術を幅広い分野に 産業資材分野
  ⑤ コスト競争からの脱却・感性をビジネスへ 衣類・ファッション分野

★ 経済産業省や大阪府では、繊維産業等への指針を公開されているが、立案担当者は、浸透しないもどかしさのようなものを吐露しておられました。制度を知って、上手に活用することの必要性を改めて感じさせられました。


 
★ 大阪同友会の繊維・医療情報交換会が主催「大阪繊維産業の活性化に向けて」-繊維産業集積実態調査-の報告会に参加してきました。

★ 報告者は、大阪府商工労働部 商工労働総務課 大阪産業経済リサーチセンター 経済リサーチグループ 主任研究員の小野 顕弘氏でした。

★ ちなみに当日の参加者は、主に大阪府内で繊維・衣料業界の会員さんで17名でした。

★ 「繊維産業集積実態調査」の背景
 ・経済産業省が策定した「繊維ビジョン」で、繊維産業のあるべき将来像や施策のあり方が提示されている。
 ・最新「繊維ビジョン」のつの方向性
  感性価値創造の担い手としてファッション重視 
  材料革命を担うハイテク産業、高次加工産業として 産業資材対応
  環境調和型ライフスタイル・経済活動の担い手として 環境重視
  地域経済・文化交流の担い手として 地域重視

★ 「繊維産業集積実態調査」の目的
 ・大阪繊維産業の現状を把握し、今後の方向性を検討すること。
 ・今後の方向性として、繊維ビジョンを取り上げ、大阪繊維産業の取組との整合性を分析すること。